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「第18回 恵泉園芸フォーラム」を開催しました

2025.06.20
イベント

6/14(土)に「第18回 恵泉園芸フォーラム」@多摩キャンパスを開催しました。

講演前には学生による「ローズガーデンツアー」を開催。

野生種のバラを、北半球の4つの地域(北アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本)に分けて植栽しているとのこと。
それぞれの地域を代表するバラたちの特徴を紹介してくれました。

いまは植替え前でお花が少ない時期とのことでしたが、
ちらほら咲くかわいい花たちを楽しむことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

園芸フォーラムのメインイベントである講演は
「園芸の今、そしてこれから―恵泉の園芸と自分史から」テーマに
浅岡みどりさん(短園43、恵泉女学園大学非常勤講師、自由学園講師)に話していただきました。

浅岡さん(画像左)が、
年度や時期、学園史や社会の出来事、
その時代に社会やメディアはどのような状況だったか、
また「 園芸」はどのような動きをしていたかを一覧にまとめてくださった資料をもとに、ご自身の園芸との関わりを体験談を交えながら話してくださいました。

 

 

第二部では浅岡さんのお話を伺って、参加者それぞれが感じたことや、ご自身と「園芸」の関わりなどをグループに分かれてディスカッションする時間がもたれました。

 

 

 

「卒業して園芸とは離れていたが、いまになって生活に欠かせないものとして楽しんでいる」
「知り合いのいない転勤先で、園芸を通してコミュニティを築くことができた」
「不登校や引きこもりの子どもに農作業を通じて社会と接点をもってもらうボランティア活動をしている」など、
それぞれのペースややり方で「園芸」を楽しんでいる様子がうかがえました。

第二部には恵泉の農芸専門学校の1回生であり、
園芸科で花卉装飾を教えてくださっていた宇佐節子先生がスペシャルゲストとしてZOOMで登場!!

「昔のことなんか忘れちゃったわ」と言いながら、アメリカ留学時代のエピソードなどを
お話ししてくださりおおいに盛り上がりました。

参加者一同、「園芸」が宝物のように人生に関わっていることを確認できたうえ、
もうすぐ100歳となる宇佐先生のにこやかな笑顔も拝見でき、幸せな時間となりました。

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