新型コロナウイルスが猛威を振るっています。いまや全世界に広がり、特にヨーロッパの惨状は目を覆うばかりです。同窓生の皆さまはいかがお過ごしでしょうか? トイレットペーパーやティッシュぺーパーは店頭にちらほら見かけるようになりましたが、マスクや消毒液は皆無です。

幸い我が家では父母の介護のため買っておいたガーゼがあり、いざとなれば手製のマスクで何とかしようと思っています。また消毒綿は一日2回の注射が必要な友人が困っていたので送りましたが、思いがけないところで父母が残したものが役立ちました。

皆さまのもとに総会とホームカミングデーのはがきが届いたと思います。前回お知らせいたしましたように、総会は広いグレイスホールでしますし、対話形式ではないのでなんとか開催できると思いますが、ホームカミングデーは、懇親会なので一方通行というわけにもいかず、また飲食を伴うこともあり中止にいたしました。

本来なら作り変えたはがきを送らねばならないところでしたが、経費節減のため、すでに作成、発送準備したものを送らせていただきました。どうぞご理解ください。
今年度と来年度は卒業生が少なく、卒業時にいただく同窓会費も少なく、同窓会の財政も厳しい状態になります。しかしながらその次の年度から学生数は増加に転じます。今年もかなり多くの学生を迎えることが出来たと伺っています。中学も入試は順調で高い倍率であったとのこと、嬉しいことです。

さて嬉しいことをもう一つ、大学・高等学校ともに規模を縮小して時間短縮ではありましたが、卒業式が行われました。どちらにも参加させていただきました。大学は3月12日、木曜日に行われ、讃美歌と「光よ」は歌なし、オルガン演奏のみでしたが、大日向先生の「希望ゆくてに輝ける」と題した式辞、卒業生の答辞等、素晴らしいものでした。ランターンの火を掲げながら会場から出てゆく卒業生の顔のなんと輝いていたことか。若いことはいいなと思いつつ見ていました。

高等学校は3月16日、月曜日でした。校長先生は「おめでとう」のひと言で、お話の内容はプリントで配布されたとか。学園長、理事長の祝辞はなく、卒業生による合唱もありませんでしたが、卒業証書を一人ひとりに渡すことや、「送別のことば」「感謝のことば」はいつも通り。また在校生がいないにも関わらずフェロシップホールに響く「光よ」の歌に合わせて、ランターンの火を掲げながら卒業生は退場してゆきました。
このような状態のなかで行われた変則的な卒業式でしたが、とても素晴らしく、改めて「恵泉」の卒業生でよかったと思いました。
高等学校では短く感謝会が行われ、私もほんの少し、お祝いの言葉を述べ、同窓会へのお誘いをすることが出来ました。

卒業生に幸あれ、と祈るばかりですが、困難のなかで卒業式を準備された大日向雅美学長はじめ、大学関係者、そして加藤英明校長先生を中心とした中学・高等学校の先生、職員の方々に感謝申し上げるとともに、同窓生各位にご報告いたします。

一刻も早く新型コロナウイルスが収束して、次回は明るい報告ができますようにと願っています。

2020年3月24日
同窓会会長 塚本康子(高校17)